要約: QuestはVRエントリーとしても、おうちホームシアター(一人用)としても"買い"でした。
Questの良いところ
- スタンドアロンなのでケーブルで煩わしくならない。これが一番いいポイント。
- ガーディアンシステム(手とか足とかが壁や机に激突しないように空間を切り取る機能)がある。気にせず暴れられる。
- Sideload(=非公式なやり方)ではあるもののPCにつないでHMDとして使える。お一人用ホームシアターになる。プロジェクターを5万円で探してきて、その上場所取りに苦労する事を考えたらかなり強い。
- その昔、中華プロジェクターを1万円で買ったことがあり、PS4のゲームくらいならなんとかプレイアブルなものの、PCにつないでメインorサブモニタとして使おうとすると 800 * 480 なので文字は当然潰れて読めないし、中央付近を読めるようにピント合わせたら今度は画面端がボヤけてストレスフルだった。
- しかも台形補正とかを気にする必要もないし、なんなら自由に拡大縮小、距離感の遠近、歪曲、回転もできる。
- 内蔵のデフォルトブラウザとかでも見れなくはないが、文字入力のことがあるので非推奨。
- チュートリアルアプリのシューティングゲームの出来が非常にいい。
- 充電端子がUSB-C。流行に乗れている。
- 内蔵スピーカーだけでも結構没入感はある。イヤホンやヘッドホンがあるとなお良い。
- 6DoF(6軸)で使える。VR空間を歩ける。
- コントローラーが標準で両手ぶん同梱してる。Goのときにも買おうか迷ったけど、3DoFに加えてコントローラーが片手分しかなかったので結局買わなかった。
良くないところ
- スタンドアロンつまりバッテリー式なので3時間くらいやってると充電のために中断しないといけない。ウエストポーチかなにかにモバイルバッテリーを入れて繋いだら良さそうだけど、毎回それをやるのもなあという感じ。
- 部屋が狭い。すぐガーディアン境界の警告が出る。
- ワイヤレスHMDとして使えるが、アクションゲームをやろうとすると無線なので当然遅延が発生するので厳しい。PCにつないで本体とQuestとの間で大体50msくらい。FPSゲームだと敵が見えてから撃つと、実際に射撃されたときには敵はもうそこにいないレベル。
- 公式のアプリストアがいまいち。
- 初起動直後のチュートリアルアプリの出来が良いのと、有名タイトルがBeatSaberくらいしかない。
- VRChatもストアにはあるが、大人の事情でQuest版でできることは限られているのでVR Ready PCがある場合はないに等しい。
- PCVR用のHMDとして使うにはPCの起動が必要になる(あたりまえ)
- バッテリーが入ってるぶん重い。眼精疲労より先に眼窩や首が疲れる。
- コントローラーの電池カバーがツメ式じゃなくて、磁石式なので強く握っているとたまに電池カバーがズレて外れる。 -
- 単3を1本ずつ。eneloopは最強。
- スクリーンショットが撮りにくい。一度ホーム画面を表示させてからの撮影なので、基本的に
Oculus Questスクショ下手部
になる。- Facebook系なのでスクリーンショットやブロードキャストは基本的にfacebookへの投稿になる。twitterにアップしたいなあ。
- VRHMD全体的な課題なんだろうけど、
- 重力や触覚へのフィードバックがないので、割と簡単にVR酔いする。
- 文字入力が厳しい。1文字ずつ指差してトリガーを引くやり方なんでタイピングはおおよそ不可能。まあ実際の立ち話でタイピングするか?っていうと確かにな。
- インターフェイスは基本的に音声か体の動きくらいかな。
- フルダイブ方式はやく実用化してくれ~~~。
おもいつくところでは、そんなかんじでした。
思い出したりしたら、または「こういう点ではどう?」みたいQ&Aとかがあれば、追記します。
オンラインのレンタルでQuestが体験できなくもないけど、1週間で7000円とかするので、それだったら持って行って体験して布教していきたい気持ちもあったりなかったり。
というところで。
では。