彼女欲しい。
とは思うんだけど、掘り下げていくとそれは子供の頃誰かが持ってるゲームやおもちゃを自分も欲しいと羨ましがったのに似ている。

参考資料

「みんな持ってるから俺もほしいっ!」とか「みんな持っているのに俺だけが持っていない」っていう集団心理のようなもので、実際に手に入れてみると実はあんまり面白くなかったり、肌に合わないなどの理由で熱が冷める、飽きるみたいなことはよくある。
未知への憧憬というか、本当にほしいと思っているわけではない。

俺にとって他人の機嫌を伺ったり生活のリズムをあわせていくのは到底難しそうに思えるし、おそらく彼女という存在にすぐに「飽きる」自分を用意に想像できる。
他人とはいえ、おもちゃではなく意志を持つ人間なので、飽きたからポイというのはあまりにも失礼で信条にも反する(と思う)。
同性の知人ですら俺の都合で自ら疎遠にしてしまった例が数え切れないほどあるので、クソデカイ棚上げと自戒なんだけど。

機嫌を伺ったり生活リズムを合わせたりすることは、努力やトライアンドエラーによって(難易度は非常に高いだろうが)達成できそうではある。
けど親元から離れたくて県外に進学した俺にとって、異なる価値観の人間が同じ空間にいるというのはパーソナルスペースを侵略されている感覚がして非常に厳しい。
他人や知人、友人の枠組みから更に内側に入り込んでくるよう恋人というのは、さらに脅威ですらあるように思える。

俺は「俺は俺」という確信を持っていたいし、邪魔しないでくれと思う。
まあ、一人暮らしが長くなってきて引きこもりと対人恐怖症をこじらせているだけで、考えすぎなのかもしれないけど。

対人恐怖症(たいじんきょうふしょう、英語: Taijin kyofusho, taijin kyofusho symptoms ; TKS)は、対人場面で不当な不安や緊張が生じて、嫌がられるとか、不快感を与えるのではと考え、対人関係から身を引こうとする神経症の一種であるとされる
対人恐怖症 - Wikipedia

IKEAのサメ、買おうかなあ。


(参考)

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