俺がたまに見かけるインターネット・ミームに「〇〇 なるには 検索」というのがある、直接何かを明言するのではなく、あたかもインターネットでまさに今それを検索していますよ、これについて知りたいよという現在進行系の願望を顕現させるものである。 さて、インターネットで何かを検索する際、最終的に同じページにたどり着くとしても人によってその経路は異なる。すなわち検索キーワードが異なる。グーグルやDDGなど検索エンジンはその違いをうまく吸収して最もらしいページへの候補を提示する。 インターネットで人煮物を訪ねようならとにかく「ググレカス」などと言われたものだ。 しかし今ではむしろ「ググレカス」とは言えなくなってきている。 糞のようないかがでしたかブログが大量に発生し、それだけならまだいいが、グーグルなど検索エンジンにより多くのキーワードで引掛kるように最適化をしているのだ。 ましてや中身はペラペラでとにかくアクセス数を稼いでしまえば勝ちを体現している。 俳優やyoutuberのホームページが見たくて検索してみると「ヒカキンの本名は?年収や家族構成についてまとめました!」なんていう今どき週刊誌でもやってないんじゃないかっていうくらいのアオリタイトルでミーハー層を絡め取ろうとしている 週刊誌読んだことないけど。 上のタイトルやいかがでしたかブログそのものがインターネット・ミームとなりコピペが出来ている。 ブラウザ拡張で「『いかがでしたか』を含む検索結果を弾く」物が出る始末。あほくせえ。 そういうクソみたいな内容でおまんま食ってる連中も糞だが、一番アホくせえのはそういうクソみたいな内容に釣られる読者も読者だよほんと。 まあ、「調べてみました!でもわかりませんでした!いかがでしたか?」系は大本のところ、昼にやってる情報番組を自称している情報バラエティ番組(笑)って連中が、そんなもの世間様に晒し上げる必要もないのに面白半分に加害者・被害者の卒業文集だとか趣味だとかを持ち出して視聴率を稼ごうという見え透いた魂胆が視聴者にも感染して、視聴者様どももインターネットで自分のお気持ちを発信できるようになっちゃったからまあ大変、という流れにも思える。 情報バラエティ番組(笑)は専門家でもねえのに世間知らずの芸人にあたかも「ワタシが世間の代表です!!!」みたいなつらで思い思いに犯罪者プロファイリングさせるのをやめろ。しかも断定調で。ぽまえらに何の権利があるんだ。

んまあ、スマートフォンの普及とかで誰でもインターネットが使えるようになった結果、インターネットが第2の現実世界みたいに低俗化していてクソ行きにくい世の中になりましたねえ、というポエムでした。 ほんとは最初のググラビリティのところだけ書くつもりだったけど、書いてたらなんか筆が載ってしまってポエムになってしまった。 はやくOculus Quest買ってVRChatやりたい。

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